昨年11月20日にレモン天文台(アメリカ・アリゾナ州)研究員のボアッティーニさんによって発見されたのがボアッティーニ彗星(Boattini C/2007 W1)で、これが当初の予想よりも明るくなってきて話題となっています。最も明るくなると予想される6月頃には4等台に達するかもしれませんが、残念ながらこの時期は観測することができません。それでもその前後には、双眼鏡を使えば尾を生やした彗星らしい姿を観測できるのではないかと期待されています。つるちゃんのプラネタリウムでは特集記事を作ることにしましたので、みなさんもがんばって彗星の天体観測を楽しんでくださいね。
その後ボアッティーニ彗星は尾が発達しないまま南半球へと移り、6月になって日本からは観測できなくなってしまいました。6月25日には近日点を通過しますが、その後7月になると夜明け前の東の空に姿を現します。果たしてどのような姿を見せてくれるのでしょうか?
経路図−全般
経路図−5月
経路図−6月前半
経路図−6月後半
経路図−7月
4月27日21時
5月 4日21時
5月11日21時
5月18日20時30分
5月25日20時
6月 1日19時30分
7月 6日 3時
7月13日 3時
7月20日 3時
7月27日 3時
太陽系を眺めよう
つるちゃんのプラネタリウム for Javaアプレットを使ってシミュレーションしよう
万能プラネタリウム 見える位置を調べる
惑星の経路 移動する経路を調べる
3D太陽系 軌道図を眺める
2008年6月12日
ボアッティーニ彗星が地球へ最接近
2008年6月25日
ボアッティーニ彗星が近日点を通過
2008年7月上旬
ボアッティーニ彗星が明け方の東天に登場
2008.6.14 更新 見える位置に7月分を追加、光度曲線の記事へ7月分を追記
2008.5. 6 更新 「太陽系を眺めよう」「観測記」を追加
2008.4.27 更新 「ボアッティーニ彗星とは」「つるちゃんソフトへのデータ設定方法」を追加
2008.4.26 更新 「光度曲線」「当サイトでシミュレーションをしよう」を追加
2008.4.24 新規