彗星(すい星)

 尾が伸びた立派な彗星(すい星)は、誰もが憧れる天体です。立派な彗星をご覧になられた方はわかりますが、その特異な見え方や雰囲気は独特のものがあり、彗星に対する憧れがさらに強まるのでしょう。
 
 「彗星のように現れる」という言葉があるように、彗星は突然現れたかと思うと、あっという間に去っていきます。それだけに見逃してしまったり、観測計画を立てるのも難しくなります。やはり、しっかり知識を蓄えておくことが重要ですね。
 
 ここでは過去に現れた彗星や、これから見られる彗星の記事を紹介し、予備知識をアレコレ解説します。もし明るい彗星が現れたら、みなさんもぜひ天体観測してくださいね。

今後見られる彗星

ポンスブルックス彗星 2024年3月から4月に肉眼彗星

過去の記事一覧

過去に紹介した彗星一覧 当サイト開設以来、さまざまな彗星が現れました。

彗星の予備知識

彗星の軌道の特徴 細長い大きな楕円軌道を描きます。なかには太陽の近くへ二度と戻って来ないものもあります。

彗星の公転周期 長い公転周期を持つものが多くあります。見られるのは一度きりという公転周期のないものも多く存在します。

名前のつけ方 最大3名まで発見者の名前がつけられます。

彗星のふるさと オールトの雲からやってきます。

彗星の正体 よく「汚れた雪だるま」と表現されます。

彗星が明るくなる条件 太陽に近づいたり地球へ接近すると明るくなります。特に太陽に近づくのが大事。

肉眼彗星 主な肉眼彗星の一覧表。

2種類の尾 尾はイオンテイルとダストテイルがあります。

彗星と流星群の関係 流星群のもとは彗星が撒き散らしたチリです。

ボートルの限界 太陽に近づく彗星が生き残れるかを決める判定式

ティスランの判定式 彗星と小惑星を識別するための判定式

過去の大彗星 ハレー彗星は有名ですね。

彗星の見つけ方 明るくなるのは夕方か明け方。低い位置に見えることが多いです。

双眼鏡を使って彗星観測に挑戦 双眼鏡を使えば迫力がアップ。

彗星の用語 最低限覚えておきたい用語を集めました。天文用語ミニ解説より。