つるちゃんの3D星間飛行を開発中 2003年6月

つるちゃんシリーズのプログラム4作目

 つるちゃんのプラネタリウム、つるちゃんの3D太陽系、つるちゃんの銀河宇宙に続くWindows版プログラム、つるちゃんシリーズの4作目となる「つるちゃんの3D星間飛行」をただ今開発中です。

 最近になってようやくメインの部分ができてきて、皆さんにお見せできるようになりました。そこで、「つるちゃんの3D星間飛行」を簡単に紹介しましょう。

つるちゃんの3D星間飛行とは

 その名のとおり、「つるちゃんの3D星間飛行」を使うと、星空の空間を自由に動き回り、そこから見た星空の様子を表示することができます。こんなのが欲しかったんだよな、という方も多いんじゃないかな?
 

例えば・・・ アルタイル(彦星・牽牛星)から見た星空

アルタイル(彦星)から見た星空

 例として、アルタイル(彦星)からベガ(織姫星)の方向を眺めてみましょう。地球から見たふたつの星は、次のように見えています。
星名 星座 明るさ 地球からの距離
アルタイル(彦星・牽牛星) こと座 0.9等星 16.8光年
ベガ(織姫星) わし座 0.0等星 25.3光年

 今度は、アルタイルからベガの方向を見ると、上の絵のようになります。かわいいベガちゃんは、北極星(ポラリス)からそう遠くないりゅう座の中に見えていますね。

星名 星座 明るさ アルタイルからの距離
ベガ(織姫星) りゅう座 −1.1等星 14.8光年

 アルタイルからベガちゃんまでの距離は14.8光年ですから、光の速さで行っても14.8年かかる距離です。ベガの明るさはマイナス1.1等星ですから、ずいぶんと明るく輝いて見えることになります。

 ベガのまわりの星を見渡してみますと、はくちょう座の十字架やおおぐま座の北斗七星は、形が少しゆがんでいるのがおわかりいただけるでしょう。見る地点が変われば、そこから見える星空の様子も違ってきます。

織姫星に会いに行こう

 彦星(牽牛星)と織姫星は1年に1度しか会うことが許されない悲しい夫婦として知られていますが、それではふたりがかわいそう。そこで、「つるちゃんの3D星間飛行」を使って、彦星のアルタイルになったつもりで、織姫星のベガちゃんに会いに行くことにしましょう。星空はこんなふうに見えるはずですよ!

彦星から織姫星へ会いに行こう



(その「ベガちゃん」って言うのやめろよ。言ってて恥ずかしくないんか?)

つる:−−>おもろいから言ってるだけや。変と思わないでネッ!

(その「ネッ!」って言うのもやめろって!!)

なぞなぞクイズ

 現在開発中の「つるちゃんの3D星間飛行」を使ったクイズを作ってみました。全問正解の方には、プレゼントが・・・

あるわけないよっ! へへっ。

(質問1 まあまあ簡単)

ある星座の方向へ地球から70光年だけ近づいて、その星座の方向を見ています。

何座の方向を見ているのでしょうか?


−>質問1の答え
(質問2 ちょっと難しい)

ある星座の方向を眺めながら、地球から100光年だけ遠ざかりました。(中央の黄色い印は太陽。)

何座の方向を見ているのでしょうか?


−>質問2の答え
(質問3 難しい)

ある星座の方向へ地球から600光年進み、その星座の方向を見ています。

何座の方向を見ているのでしょうか?


−>質問3の答え

リリース時期

 付加機能や細かい部分はまだ開発未着手状態ですので、リリース時期はまだなんともいえません。それに、テストもしないといけませんしね。ある程度、目途が立った時点でお知らせしたいと思います。

 お楽しみにネッ!

つるちゃんのプラネタリウム つるちゃんの3D星間飛行