つるちゃんのプラネタリウム、他2ソフトがバージョンアップ 2016年9月

 「つるプラ」が3年半ぶりにバージョンアップしました。本当に久しぶりですね。この間、新しい Windows OS が次々と登場し、作り自体が古くなったプログラムをバージョンアップすることに、どれほど意味があるのかという思いもありした。しかし、久しぶりにプログラムを作りかけてみると、これが楽しい。短期間ではありましたが、本気モードでプログラムに接することができて充実感がありました。

 機能的にはそれほどバージョンアツプしたわけではありませんが、それでも新機能も期見込みました。また「つるぷら」以外も、「つるちゃんの天文カレンダー」と「つるちゃんの日食ソフト」も久しぶりにバージョンアップしました。といっても不具合対応が中心で、大きな変更はありません。

つるちゃんのプラネタリウム

 今回は新機能を二つ組み込みました。一つ目が惑星のグラフ機能です。長年、火星が接近するたびに「欲しいなあ」と思っていたのが、下のようなグラフです。これを見れば、火星接近といっても接近の度に地球との距離が違うことがおわかりいただけると思います(注)。

 注: フリー版では期間を1年までしか設定することができません。

 もちろん、マウスカーソルをグラフに重ねると、距離の数値が表示されます。地球との距離(地心距離)以外にも、太陽との距離(日心距離)、見かけの大きさ(視直径)、光る割合(輝面比)、明るさ(光度)も表示することができます。

地球と火星の距離変化を調べる

 もう一点追加した機能が、惑星の近くに見える天体を一覧表示する機能です。これを使うと、ある惑星にどの星が接近しているのか、一目瞭然です。惑星の接近記事をよく取り上げるつるちゃんにとっては、嬉しい限りです!

惑星の近くに見える天体を一覧表示

 他にも、今までできていなかった「山の日」への対応やバグ対応など、チョコチョコ行っています。ぜひダウンロードしてお試しください。

つるプラ Ver3.7.0の変更点
つるプラのフリー版をダウンロード

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つるちゃんの天文カレンダー

 「つるちゃんの天文カレンダー」も2013年2月以来、3年半ぶりにバージョンアップしました。主に「山の日」への対応ですが、他にも若干の機能追加や、不具合への対応を行っています。

山の日に対応

つるちゃんの天文カレンダー Ver2.4.4の変更点
つるちゃんの天文カレンダーをダウンロード

 

つるちゃんの日食ソフト

 「つるちゃんの日食ソフト」は、日本での金環日食を控えた2012年の2月以来、4年半ぶりのバージョンアップです。このソフトは新しい機能はありませんで、3点の不具合に対応しました。

つるちゃんの日食ソフトの変更点 Ver2.2.1の変更点
つるちゃんの日食ソフトをダウンロード


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