プログラムの計算精度を教えてください

プログラムの計算精度は概ね以下のとおりです。ただし厳密に検証したわけではなく、つるちゃんが使用していて「だいたいこんな感じかなあ」といった程度のものですので参考にとどめておいてください。

恒星
 過去・未来の星座−1−以外では歳差運動を考慮していないので、2000年から離れるほどズレも大きくなります。最大で3度弱くらいズレます。
惑星
 9つの惑星と太陽、月については角度にして1分以内の精度と思われます。「つるプラ」では取り扱いませんが、前後数千年の範囲でも2〜3度くらいの精度があるようです。
小惑星
 2000年から離れるほど誤差が大きくなります。2000年付近でも角度にして30分くらいは平気でズレます。
彗星
 元期から離れるほど誤差が大きくなります。元期付近でも角度にして30分くらい平気でズレるのは小惑星の場合と同様です。
出没時刻・南中時刻
 出没時刻では大気差を考慮しています。惑星については2000年付近で日本の緯度付近の観測地では2分ズレることはあまりないようです。観測地が高緯度になるほどズレる可能性が高くなります。また恒星や星雲・星団では歳差運動を考慮していない点に注意してください。
食現象の時間
 食現象は非常に高い計算精度が要求されます。太陽や月の視半径が15分(1度の4分の1)しかないことを考えただけでもわかります。おおざっぱな言い方ですが、5分程度の時間誤差は考えておかねばなりません。動きの遅い水星や金星の日面経過などはなおさらです。また位置計算のあまい小惑星などは論外といえます。
日食ソフト
 つるちゃんの日食ソフトに関する計算精度は、つるちゃんの日食ソフト 計算精度をお読みください。

つるちゃんのプラネタリウム よくある質問