皆既月食 2007年8月28日

久しぶりの皆既月食

 8月28日には久しぶりに全国で皆既月食が見られます。調べてみると、3年前となる2004年こどもの日に皆既月食が起こったのですが、九州など西の地域の一部でしか皆既月食を見ることができませんでした。全国的に見られた皆既月食ということになると、2001年1月10日までさかのぼらなければならず、2001年9月にオープンした当サイト「つるちゃんのプラネタリウム」としては、初めて皆が楽しめる皆既月食ということになります。

 双眼鏡や天体望遠鏡を使えばもちろん迫力ある月食を観測することができますが、双眼鏡や天体望遠鏡を使わなくても、肉眼だけで十分に天体観測をすることができるビッグイベントですから、とても楽しみですね。

月の出から既に欠けた月食

 今回の月食では月は欠けた状態のままで東の空から上ってきます。東京の場合ですと下の絵のような感じです。その後月食は進み、18時52分に皆既月食となります。皆既の状態はそのまま1時間半ほど続き、20時23分に皆既が終了します。その後、月は次第にもとの状態に戻っていき、21時24分に月食は終了します。
 
詳しくは、みんなで皆既月食を楽しもう 2007年8月28日の特集記事をご覧ください。

2007年8月28日 東京での月の出における月食のようす

2007年8月28日 月の出頃の月食(東京の場合)

月食の進行(後半)

月食の進行のようす(後半)

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