M12 へびつかい座の球状星団
メシエ 番号 |
NGC番号 | 愛称 | 星座 | 種類 | 赤経 | 赤緯 | 等級 | 視直径 | 大きさ (光年) |
距離 (光年) |
M12 | NGC6218 | なし | へびつかい座 | 球状星団 | 16h47m.2 | −01゜57’ | 6.6 | 9.3’ | 98 | 19000 |
位置
へびつかい座付近にある球状星団の中では一番おもしろみのある球状星団です。へびつかいの駒の底辺のζ星から駒の中央方向へ視野を移動すると5等星の23番星にあたります。そこから北西方向へ向きをかえればM12が見つかります。
双眼鏡での見え方
へびつかい座付近の球状星団では大きい方で、双眼鏡でもはっきりと丸い像がわかります。低倍率の双眼鏡ではお隣のM10も同一視野に見ることができます。
天体望遠鏡での見え方
M12の集中度は球状星団としてはかなりまばらな方に属します。ですから6cmで思い切って倍率を100倍くらいにまで上げてみると、中心部から枝のような構造が伸びていることがわかります。条件が良ければこの口径でも、もう星粒が見え始めます。小望遠鏡でも観測できる興味深い天体のひとつといえるでしょう。