NGC869、NGC884 ペルセウス座の散開星団(h−χ星団、二重星団)
メシエ 番号 |
NGC番号 | 愛称 | 星座 | 種類 | 赤経 | 赤緯 | 等級 | 視直径 | 大きさ (光年) |
距離 (光年) |
星数 |
なし | NGC869 | 二重星団(h Per) | ペルセウス座 | 散開星団 | 02h19m.0 | +57゜09’ | 4.4 | 36’ | 77 | 7330 | 350 |
なし | NGC884 | 二重星団(χ Per) | ペルセウス座 | 散開星団 | 02h22m.4 | +57゜07’ | 4.7 | 36’ | 77 | 7330 | 300 |
位置
ペルセウス座とカシオペア座の境界あたり、ペルセウス座のη星とカシオペア座のε星の中間のやや東寄りに有名な二重星団があります。肉眼でも0.5度の間隔で天の川が2箇所濃くなったように見えます。バイヤーはこれを星とみなしてhとχというバイヤー符号をつけたため、h−χ(エッチ・カイ)星団とも呼ばれます。
双眼鏡での見え方
肉眼でも見える大型の星団だけに、双眼鏡の良い観測対象となります。2つの同じような星団が並んで星が群れているのは圧倒的な美しさです。超オススメ。
天体望遠鏡での見え方
低倍率で見ないと片方の星団が視野からはみ出してしまって面白みがなくなります。星団の星は明るくて数も多いので、口径を問わずに良い観測対象となります。2つの星団を中心に星が無数に集まっている姿は、ため息がでるほどの美しさです。つるちゃんは50倍くらいで見るのが一番好きです。