ＮＧＣ３２４２　　うみへび座の惑星状星雲（木星状星雲）

位置・特徴

　うみへび座の心臓、アルファードからたどります。うみへびの胴体のυ１星、μ星とたどり、μ星の２度ほど南にＮＧＣ３２４２があります。ＮＧＣ３２４２を見たスミスという人が「大きさ、色、見え方ともに木星そっくりだ」と言ったことから、「木星状星雲」と名づけられました。

双眼鏡での見え方

　５ｃｍくらいの双眼鏡ならかろうじて恒星状に見えるようです。それより口径の小さい双眼鏡では無理でしょう。

天体望遠鏡での見え方

　視直径は４０”×３５”ですから、ちょうど木星くらいの大きさです。低倍率では恒星と間違えないようにしてください。それらしいものを見つけたら倍率を１００倍くらいに上げてみます。ほぼ円形の星雲状に見えれば間違いありません。１０ｃｍくらいの口径では濃淡まではわかりません。