ある読者から、3年越しの思い


2005年4月6日

 3年ほど前にある読者の方からメールをいただいた。「月と景色(富士山など)の写真を撮ろうと思うのですが、いつも月の位置が予測できません。」とのこと。月の位置や欠け際の方向は、同じ月齢でも毎月少しずつ異なるので、簡単には予測ができない。いちおうその時は「つるプラ」のフリー版を案内した。

 そして、この方から久しぶりにメールをいただいた。「月と富士を捉えようとプログラムを利用させていただいておりました。ようやくそれらしいモノが撮れました・・・」。メールに添付された写真を拝見すると、富士山と満月と湖の絶妙なまでのコ・ラボレーション。なるほど、これを待っておられたんだ。こんな風に「つるプラ」を役立てていただけるとは、なんて嬉しい話だろう。

 それにしてもこの方、自分がイメージした写真を撮るために、3年間も待ち続けたということか。そしてその結果、こんな見事な写真をお撮りになられた。本当に素晴らしい話だと思う。強い思いがあってこそ願いはかなうもの。




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