七夕:織姫星と彦星 2008年7月7日

七夕の主役は東の空

 七夕のお星様といえば織姫星と彦星ですが、これらの星は実在します。東の空に注目しましょう。空の高いところで白色に輝く明るい0等星ベガが織姫星です。そして、その右下に見える白色をした1等星アルタイルが彦星です。これらの星は夏を代表する1等星で、デネブとともに夏の大三角を作っています。夏の大三角の中央には天の川も見えるはずなのですが、空が十分に暗い場所でない限り、天の川の流れを確認するのは難しいでしょう。

 この時期は梅雨の真っ最中で晴天に恵まれない日が多い上に、星たちもまだ天上へ向けて昇っている途中。それだけに高度も低くてちょっと残念ですが、こればっかりはどうにもなりませんね。

2008年7月7日 東の空のようす
東の空に見える織姫星と彦星


 七夕 過去の記事