西はりま天文台 2m望遠鏡オープニング

 11月13日(土)に、西はりま天文台の2m望遠鏡オープニングイベントがありました。なんと、一般公開されている天体望遠鏡としては世界最大! なにせ主鏡の直径が2mですよ、2m。これはもう見に行くしかないでしょう。ということでオープニングイベントにちょっぴり参加してきたので報告します。


 まず最初はアクアマリンの星空コンサート。「なゆた」と名づけられた2m望遠鏡が収納された建物の前にある広場が会場。アクアマリンは星空、宇宙などをテーマにした音楽活動をしているグループで、天文雑誌などではたびたび紹介されている。つるちゃん自身もアクアマリンの曲を一度聞いてみたかったので、こちらも密かに楽しみにしていたのだ。

 星空コンサートは16:30スタート。天気はいいけどこの時期は天文台のある山頂付近の気温は低い。Sachikoさんとミマスさんが奏でる曲はすごくいい雰囲気で、透き通った声が夕焼け空に溶け込んでいきそう。とても気に入ったので、発売されていた4枚のCDを全部買ってしまった。

 それにしても寒かった〜。アクアマリンさんも「こんな寒いところでコンサートをしたのは初めて」と言われていました。

アクアマリンの星空コンサート

 さて、18:30からはいよいよ2m望遠鏡による観望会。こちらは事前に整理券が配られていて順番待ちの状態だ。だいぶ待たされたけど、いよいよ順番が回ってきた。気合を入れて観測室に入るとまわりは真っ暗で、望遠鏡がどうなっているのかサッパリわからない。ガ〜ン。しょうがないからデジカメでフラッシュ撮影することにした。天体観測時にフラッシュをたくなど、天文ファンにあるまじき行為だけど、これもHPを見てくれているみんなに紹介するためだ。

 んっ、なんだって? つるちゃん自身の好奇心のためだろうって? うーん、あえて否定はしませんけど・・。ということで、短い観測室での待ち時間の間に文字通り暗中模索で写したんだけど、天体望遠鏡のごく一部しか写っていない。さすがに2mというだけあって、天体望遠鏡がデカ過ぎたみたい。

 で、肝心の星の見え方。ワクワクしながら天体望遠鏡をのぞいたら星がひとつだけぼんやりと見えているだけで、他はな〜んにも見えない。なんやこれ、つるちゃんの天体望遠鏡の方がよく見えるじゃん。なんと、知らぬ間に空全体が雲に覆われていたのだ。これだけ大きな天体望遠鏡でもお天気には勝てないということか。あ〜、ショック!

なゆた

 気を取り直してグッズの販売店をのぞいてみた。星座早見版、星座キーホルダー、隕石などいろいろな天文に関係した商品が置かれている。その中からつるちゃんがゲットしたのは星座グラス。四季の星座がグラスに描かれていて、見ているだけで楽しくなる。天の川まで描かれていてよくできているなあ。おまけに周りを暗くすると夜光塗料が浮かび上がってきれい。これが210円だからちょっと得した気分になって下山しました。

星座グラス