金星と木星が並ぶ　２００５年９月２日

金星と木星が接近

　今年の金星はゴールデンウィーク頃から宵の明星として西空に顔をのぞかせているのですが、その後も高度はさっぱり上がらず、日の入り時の高度は２０度前後しかありません。あまり人目につかない状態が続いていて金星らしくないのですが、９月２日には木星と接近して話題となりそうです。金星は非常に明るくてマイナス４等級もの明るさがありますが、接近の相手である木星も、通常では金星に次いで明るい惑星で、その明るさはマイナス２等級。はっきりいって、これ以上豪華な組み合わせの惑星同士の接近は望めません。

　両者の距離は最接近時で１．２度ですから、大接近というほどではありませんが、それでもかなりな接近であることに間違いありません。しかも、両者の明るさが明るいだけに、見ごたえは十分でしょう。高度が低いので空が完全に暗くなりきる前に見なければなりませんが、その分、夕焼けの残った微妙な空の色合い変化も楽しむことができます。

２００５年９月２日１９時　東京での西天のようす

　「９月２日は都合が悪くて見られないよ」という方がおられるかもしれませんね。でも大丈夫。下の絵のように前後の日でも接近を楽しむことができますので、ぜひご覧になっていただきたいと思います。

９月１日	９月２日	９月３日
	上の絵をご覧ください

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男：　ほら、金星と木星が横に並んで見つめ合っているよ。（と言いながら瞳を見つめる）
女：　・・・。（そっと見つめ返す）

そして、
そして、、、
そして、、、、、、

つる：　パンパカパ〜〜〜ン！！！　おふたりさん、おめでとうございま〜す！！！
男女：　ムードぶち壊し。迷惑なヤツ！
つる：　グスン。
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