火星が衝 2005年11月7日
最接近後に起こる衝
10月30日に地球へ最接近して話題を集めている火星ですが、11月7日には衝をむかえます。下の絵からもわかりますように、太陽−地球−火星が一直線に並んでいますね。
単純に考えると、衝の時に最接近となりそうなものなのですが、実際にはそうなっていません。今回の場合は最接近から8日遅れて衝となります。地球も火星も軌道が真円であれば最接近と衝は一致するのですが、火星の軌道は楕円形をしており、最接近となるタイミングは衝から少しずれます。
火星を天体観測するための情報は、2005年火星接近特集のページをご覧ください。
太陽系のようす
2005年11月7日20時 東の空のようす