木星が見やすくなってくる 2006年3月上旬以降

そろそろ木星が見ごろに

 木星は昨年10月23日に合となった後、明け方の東天へまわっていました。その後は少しずつ太陽から離れてきて見やすくなり、3月頃になると東京の場合では夜10時過ぎ頃、東の空から顔をのぞかせるようになります。下の絵は3月10日0時、東京の場合の星空ですが、同じ観測時刻では西の地域ほど木星の高度は低くなります。

 これからは5月5日こどもの日の衝に向けて次第に地球へ近づき、木星が昇る時刻も早くなってきますので、だんだんと木星を天体観測するための条件が良くなります。これからは木星に注目しましょう。−2等級の明るさで金色に光り輝く星ですよ。

 各地での木星の出没時刻などは、「つるちゃんのプラネタリウム for Javaアプレット」の中にある観測情報で知ることができます。

3月10日0時  南東の空で光る木星
東の空から昇ってくる木星

木星の経路(てんびん座付近を拡大)
木星の経路(てんびん座付近を拡大)

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男: 木星が見やすくなってくるんだって。いっしょに見に行かない?
女: 外はまだ寒いしいやだな〜。
男: たくさん着こんでいけば大丈夫だよ。
女: 時間も遅くなるし、パパに怒られちゃう。
男: 衝となる5月頃にはもっと早い時間に見ることができるよ。
女: そんな先の話、予定わかんないな〜。

つる: クックックッ。フラれる時のパターンや!
ホゲ: お前、フラれることには詳しいな。
つる: うるさい!
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