月と金星が接近 2007年2月19日

宵の空で細い月と金星が並ぶ

 金星はしばらくお目にかかっていませんでしたが、今年に入ってからは宵の明星として西空でジワジワと高度を上げてきています。その金星は2月19日に、月齢1.7の非常に細い月と並んで見えます。月が細いということは、当然日の入り後に月はすぐに沈んでしまい、見られる時間帯も限られてしまいます。この日東京での日の入りは17時26分で月の入りは19時17分ですから、チャンスは日の入り後2時間もありません。しかしそれだけに美しいというもの。まだ空が暗くなりきっていないたそがれ時に、細い月と非常に明るい金星との接近は見ごたえがありますよ。

2月19日 西空で月と金星が接近
2月19日 土星が衝

月の形
土星が衝の頃の太陽系の様子


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