土星が西矩 2007年12月5日

これからは土星のシーズン

 ひところ夕方の西空をにぎわせていた木星ですが、12月23日に合となり、太陽と同じ方向へやってくるので観測できなくなります。これにかわって、良い観測対象となってくるのが12月5日に西矩となる土星です。

 西矩とは惑星が太陽から西側へ90度離れることです。つまり、西矩となる頃の土星は真夜中に東の空から昇り、日の出の頃に南中します。以降は日が経つにつれて、これらの時刻は次第に早くなっていきます。来年2月25日の衝の頃になると、土星は日の入りの頃に東の空から昇り、真夜中に南中します。つるちやんの天体出没時刻表を用いて、土星の出没時刻をグラフ表示した絵を示しますので参考にしてください。

西矩となる頃の土星と、昇ってきた金星
12月5日に西矩となる土星


土星の出没時刻表

土星の出没時刻表


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