金星と木星が接近 2008年2月2日

夜明け前、金星と木星の接近を観測しよう

 金星といえば太陽系の中で最も明るく輝く惑星で、宵の明星、明けの明星として知られています。また、木星は金星に次いで明るく輝き、金色にピカピカと光ります。そんな金星と木星が2月2日、夜明け前の南東の低空で接近します。両者が最も近づいた頃の間隔は0.6度ですが、実際に見ることのできる6時頃には0.7度と少しだけ間隔が開いています。それでもかなりの接近ですから、見ごたえ十分といえるでしょう。

 前日の2月1日未明でも両者の間隔は0.9度ほどですから、2月1日でも接近のようすを楽しむことができるでしょう。2日ならば横にならんだようすを、1日ならば縦に並んだようすを楽しんでください。

 日の出が近づく中、薄明中での接近となりますが、両者は十分に明るいだけに、少しくらい高度が低くてもちょっと早い目から観測にのぞみたいところです。

2008年2月2日夜明け前 金星と木星が接近するようす
金星と木星が接近するようす

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