月と火星が並ぶ 2008年2月16日

地球接近から2ヶ月が過ぎた火星と月が並ぶ

 2007年12月19日に火星が地球へ接近しましたが、あれから2ヶ月が経ちました。最大15.9秒あった視直径も10秒そこそこまで小さくなり、ピーク時には−1.6等あった明るさも0等前後まで落ちてきました。地球との距離が最接近時の0.59天文単位から0.91天文単位まで遠ざかってきたのですからしかたがありません。

 そんな火星へ2月16日に月が近づきます。月齢は9で、先月起こった月と火星の接近よりも少し細くなりました。しかし、それでも半月よりも太く、月明かりは結構強烈です。地球から去り行く火星を、まぶしい月とともに見送ることにしましょう。

2008年2月16日21時頃 月と火星が並ぶ
月と火星が並んだようす


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