金星が外合、夕方西空へ 2010年1月11日

太陽と同じ方向へやってくる金星

 2009年後半に夜明け前の東天で明るく光り輝いて活躍していた金星ですが、1月11日に外合となって一時的に観測できなくなります。外合とは惑星が見かけ上太陽と同じ方向へやってくることで、惑星は太陽をはさんで反対側の一番遠い位置にいます。下の絵をご覧いただき、地球、金星、太陽の位置関係を見ると、おわかりいただけると思います。この日以降、金星は夜明け前の東天から日の入り後の西天へ移ります。5月16日の夕方に、月と0.5度まで大接近するなど、2010年もたくさんの見ものがありますから期待しまょう。

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