月が火星に近づく 2010年3月25日

夕方、月と火星が並ぶ

 火星は2010年1月28日に地球へ最も近づきました。3月に入ってからは地球から遠ざかってきており、3月末には表面模様が観測できるとされる視直径10秒を切ってきます。ちょうどこの頃には明るさもマイナス等級から陥落してプラスの等級となります。といっても依然0等級の明るさがあって、目立つ存在であることに変わりはありません。

 そんな火星へ3月25日に月が近づきます。両者の距離は東京の場合で4.6度ありますから接近と騒ぐようなものではありませんが、ふたつの明るい天体が並んだ様子を楽しむことができそうです。

19時30分頃のようす

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