金星が最大光輝 2010年9月24日

 明るい光を放って西空で私たちの目を楽しませてくれてきた金星ですが、ここへきてだいぶ高度が低くなり、人目につきにくくなってきました。そんな折、9月24日に金星が最大光輝を迎えます。その明るさは−4.6等といいますから、金星の明るさは相当なものです。下の星図は東京で日の入りから30分が経過した頃の様子ですが、金星の高度は10度を切っています。今後は10月28日の内合に向けて、一気に太陽へ近づいていきますので、ますます観測しづらくなっていきます。

日の入り後に低空で輝く金星

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