つるちゃんのプラネタリウム 2011年の年間ベスト10

 2011年もさまざまな天文現象が起こりました。当サイトという限られた狭い範囲ではありますが、アクセス数からみた年間ベスト10を発表します。順位づけにあたっては、トップページやメニューのページは除きました。また、件数はページビューで示しています。

1位 全国で好条件の皆既月食 351,251件

 2位以下を大きく引き離してダントツ1位に輝いたのは、12月10日に起こった皆既月食の記事です。この皆既月食は、始まりから終わりまで全経過を観察できた上に、天頂近くで最大食を迎えるなど、近年稀にみる好条件でした。天候に恵まれた地域が比較的多かったことも重なって、爆発的にアクセスされました。このページへの単独アクセスはもちろん、当サイト全体としての日別アクセス記録も塗り替えるなど、記録ずくめとなりました。YAHOO!ニュースでは記事の中で、つるちゃんの本名まで紹介されるなど、思い出に残る皆既月食となりました。

2位 月没帯食となる皆既月食 140,435件

 6月16日に起こった皆既月食は、月が欠けたまま沈んでいく月没帯食となりました。梅雨の時期だったのが災いして天候に恵まれず、実際に観測できた地域は限られてしまいました。12月10日の皆既月食の際にもアクセスされて件数を若干上乗せし、総合ランクで2位に入りました。

3位 万能プラネタリウム 114,294件

 毎週掲載している週間ベスト5には掲載していませんが、当サイトで陰の人気ページとなっているのが「つるちゃんのプラネタリウム for Javaアプレット」の万能プラネタリウムです。集中してアクセスされた日はありませんが、天文現象に関係なくコンスタントにアクセスされて年間3位となりました。

4位 金環日食の解説 80,802件

 金環日食が実際に見られるのは2012年の話です。世紀のビッグイベントだけに年間を通してコンスタントにアクセスされました。特に年の後半に入ってからは話題にのぼる機会も次第に増えてきて、それとともにアクセスも着実に増加して4位に入りました。2012年ナンバーワン候補の筆頭でしょう。

5位 ふたご座流星群 71,801件

 近年活動が活発化していて、年間でも最大の流星群となっているのがふたご座流星群です。2011年は月の条件が悪かったこともあって昨年の3位から後退しましたが、それでも堂々のベスト5入りです。

6位 皆既月食中の月が赤くなる理由 58,185件

 1位と2位が皆既月食の記事が占めていることからわかるように、2011年は皆既月食が2度も起こって注目度が高まりました。皆既中の月が赤くなるのを見て不思議に思われた方も多かったようで、このページは12月10日皆既月食の翌日にアクセスがピークとなりました。

7位 10月りゅう座流星群(ジャコビニ流星群)が極大 42,559件

 13年ぶりに母彗星が回帰して大出現が期待された流星群です。日本はピークから外れていましたが、それでも夜明けにかけて流星が増えていくのではないかと期待されました。結局日本ではあまり出現しませんでしたが、久しぶりの大出現が期待されただけに、アクセス数も多くなりました。

8位 日本で見る金環食 31,588件

 4位に入った金環日食の記事と同様に、来年起こる金環日食に関する記事です。このページは金環食のキーワードで検索すると上位に表示されるため、年間を通してコンスタントにアクセスされたようです。

9位 つるちやんのプラネタリウム フリー版 23,806件

 今年はバージョンアップがなかったにも関わらず、多数のアクセスをいただきました。さすがに昨年よりも若干減少しましたが、それでも多くの方にソフトをご利用いただきました。

10位 木星の見つけ方 21,888件

 木星は非常に明るく夜半の明星とよばれるほどです。人目につきやすい上に小型の天体望遠鏡でも縞模様が観測できるなど、天体観測の対象として人気があります。特に人目につき始めた秋口以降、順調にアクセスを伸ばしてベスト10入りとなりました。


つるちゃんのプラネタリウム 天体観測ガイド2011年