火星が合 2011年2月6日

太陽と同じ方向にやってくる火星

 火星は昨年後半から西空の低い位置で、太陽に追いつかれまいと必死に東の方向へ逃げてがんばってきました。しかし、それもここまで。火星はとうとう太陽に2月6日に追いつかれて合となります。

 合になると地球から見た火星は太陽と同じ方向に見えますから、全く観測することができなくなってしまいます。その後は夕方の西空から夜明け前の東天に移り、少しずつですが高度を上げてきます。それにつれて2012年3月6日に起こる最接近を目指して、地球との距離も次第に縮まっていきます。

太陽系の様子(水星−火星)

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つるちゃんのプラネタリウム 天体観測ガイド2011年