水星、金星、火星が集まる 2011年5月21日から22日

 4惑星の集合が5月12日に見られましたが、あれから9日がたちました。下の星図は5月21日、東京で日の出から30分前の東天のようすです。9日前と比べると、木星が少し高い位置へ移動しています。一方、低空では水星、金星、火星の3惑星が1箇所に集まっています。3天体が最も近づくのは5月21日の17時頃ですから、21日と22日の未明が接近観測の好機です。3天体の間隔は最接近時で2.1度という狭い間隔ですから、今回の接近も見ごたえがありそうです。ただし、前から書いていますように、水星と火星は双眼鏡が必要ではないかと思われます。天体観測される際には双眼鏡を準備しておいてください。

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つるちゃんのプラネタリウム 天体観測ガイド2011年