土星が東矩　2011年7月2日

　今年の土星は環が開いてきて、土星らしい姿を楽しむことができました。そんな土星が７月２日、太陽から東側へ９０度離れた位置にやってきます。これは東矩と呼ばれており、日没の頃に土星が南中します。こうなると土星を観測することができる時間は次第に少なくなってきますし、高度もどんどん下がってきます。そんなわけで土星を天体観測するのも、そろそろ終盤にさしかかってきました。といっても子供さんでしたら、夏休みいっぱいぐらいまでは観測できますから、見られていない方は、ぜひこの機会にご覧になっていただきたいと思います。

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