月と木星とアルデバランが正三角形に並ぶ 2013年3月18日

 先月2月18日は月と木星が今年一番の接近となりました。今月も3月18日に両者が近づきますが、今回は最接近となる時刻が東京の場合で9時半過ぎとなります。この時の間隔は2.1度ですが、実際に観察できる夜間になると少し間隔が開いてしまいます。

 下の星図は3月18日21時頃、東京から見た西空のようすです。空の中ほどに右下が光る月齢6.6の月があります。この右下、4.8度離れたところに木星があります。ここで、おうし座の1等星アルデバランを加えてみましょう。月とアルデバランの間隔は5.0度で、アルデバランと木星の間隔も5.0度となっていて、3つの天体がほぼ正三角形に並ぶことがわかります。今月はこの辺も楽しんでください。

3月18日21時頃 月と木星とアルデバランの位置関係

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