金星と土星が近づく 2013年9月18日

 金星と土星といえば、9月9日の夕方に月が近づいて話題になりましたが、それから9日後となる9月18日に両惑星が3.5度まで近づきます。日の入り後の低空で条件はあまり良くありませんが、金星と土星というメジャーな天体の接近だけに、一見の価値があります。

 下の星図は日の入りから45分ほどが経過した西南西の空のようすです。まず目につくのが-4.1等の金星です。金星は宵の明星と言われるくらい非常に明るいですから、誰が見ても一目でそれとわかります。金星の少し上側に0.9等の明るさで光るのが土星です。

 この時間帯だと空がまだ明るいですから、肉眼では少し見づらいかもしれません。もう少し時間がたつと空が暗くなって見やすくなりますから、少しだけねばってみてください。ただ、ねばり過ぎると高度が下がって逆に見づらくなりますから、ほどよい時間に見ることが大切です。がんばって探してみてくださいね。

関連記事
  2012年11月27日 金星と土星が大接近

 天体観測サイト・つるちゃんのプラネタリウム 天体観測ガイド2013年