火星が地球に最接近 2014年4月14日

 2014年は火星が地球に近づく年です。2年2ヶ月の周期で接近を繰り返す火星ですが、今回はいわゆる小接近です。下に示した太陽系の図をご覧になれば、その理由がおわかりいただけます。火星の軌道は太陽から中心がずれた楕円軌道ですから、火星がどの位置で地球へ近づくかによって、地球との距離が違ってくるのです。

 この日の火星はおとめ座で、-1.4等の明るさで赤く光っています。視直径は15.2秒で、小型の望遠鏡でも高倍率にすると、大きな表面模様が観測できるでしょう。詳しくは2014年の春、最接近した火星を天体観測しようのページをご覧ください。

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