金星が球状星団M22に接近 2016年1月31日

 金星は1月25日に干潟星雲(M8)や三裂星雲(M20)へ接近したところですが、今度は1月31日に、いて座の球状星団 M22へ 1.5度まで近づきます。

 下の星図は5時半ごろ、南東の低空を拡大したものです。薄明が始まってから15分がたっていますから、観測を手際よく済ませる必要があります。金星の右下に球状星団M22が見えます。M22はM13とともに北半球を代表する球状星団で、双眼鏡でもぼんやりした丸い姿を見ることができます。この機会に金星とM22という変わった組み合わせを楽しんでみられてはいかがでしょうか。

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