金星が外合 2016年6月7日

 6月7日は金星が外合になります。外合とは惑星が太陽よりも遠い位置にありかつ、惑星が太陽と同じ方向に見えることです。下の図を見ると、地球−太陽−金星がこの順に一直線に並んでおり、金星が外合であることがわかります。こうなると金星は太陽の光に邪魔されて、いかに金星が明るいといえども、観測することができません。

地球と金星の位置関係

 この後しばらく金星は太陽と同じ方向に見えます。夕方の西空で人目につき始めるのは、秋以降になりそうです。

今後、日没時に金星が見える位置(1週間ごと)

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