夕方の西空では金星と火星が次第に近づいているところです。そんな折、1月31日から2月1日にかけて月が金星と火星に近づいて、夕空がにぎやかになります。
この日は金星と火星の下側から、月齢3.4の三日月が近づきます。上側から火星、金星、月の順に「く」の字を裏返したような、折れ曲がった配列です。火星と金星の間隔は5.4度、金星と月の間隔は6.2度です。
1月31日19時の場合 |
月の形 |
翌日になると月は火星よりも上側にやってきます。上の方から月、火星、金星の順に、昨日と違って直線的に並びます。月と火星の間隔は4.1度、火星と金星は5.4度です。
2月1日の場合 |
月の形 |