月と金星と火星。この組み合わせは1月31日から2月1日にかけて近づいて、日没後の空をにぎわせてくれました。3月1日も近づくのですが、今回はあえて近づくというほどでもありません。星図のように3月1日の19時ですと、月と火星は8.5度も開いていますし、月と金星にいたっては、10.8度もあります。ですからタイトルは「なんとなく近づく」という表現になっています。
月の形 |
この組み合わせの接近が夕方見られるのも今月で最後。それというのも金星は、3月23日に内合を迎え、以降は夜明け前にしか見られなくなるからです。なんとなくの接近ではありますが、今回しっかり見ておきましょう。