2018年2月は、主だった天文現象が月の前半に集中しています。反対に月の後半は、これといった天文現象がありません。そこで、無理矢理つるちゃんが考えたのがこの記事です。(笑)
夜明け前の5時ごろ、南東から南の方向を見てみましょう。南東の低い位置から右上方向へ目を移すと、土星、火星、木星の順に、三個の惑星を見ることができます。
この日、土星と火星の間隔は22.0度であるのに対し、火星と木星の間隔は21.8度。その差はわずか0.2度しかなく、3惑星が等間隔で並びます。といっても間隔はだいぶ広いですから、接近などといった話ではありません。
日付 | 間隔(5時の場合) | 間隔の差 | |
土星と火星 | 火星と木星 | ||
2月19日 | 21.5度 | 22.3度 | 0.8度 |
2月20日 | 22.0度 | 21.8度 | 0.2度 |
2月21日 | 22.6度 | 21.3度 | 1.3度 |
なお火星の近くには、火星と同じく赤色に光る1等星、さそり座のアンタレスがあります。明るさもほぼ同じですから、見間違えないようにしましょう。