火星と木星と土星が等間隔で並ぶ 2018年2月20日

 2018年2月は、主だった天文現象が月の前半に集中しています。反対に月の後半は、これといった天文現象がありません。そこで、無理矢理つるちゃんが考えたのがこの記事です。(笑)
 
 夜明け前の5時ごろ、南東から南の方向を見てみましょう。南東の低い位置から右上方向へ目を移すと、土星、火星、木星の順に、三個の惑星を見ることができます。
 
 この日、土星と火星の間隔は22.0度であるのに対し、火星と木星の間隔は21.8度。その差はわずか0.2度しかなく、3惑星が等間隔で並びます。といっても間隔はだいぶ広いですから、接近などといった話ではありません。

日付 間隔(5時の場合) 間隔の差
土星と火星 火星と木星
2月19日 21.5度 22.3度 0.8度
2月20日 22.0度 21.8度 0.2度
2月21日 22.6度 21.3度 1.3度

 なお火星の近くには、火星と同じく赤色に光る1等星、さそり座のアンタレスがあります。明るさもほぼ同じですから、見間違えないようにしましょう。

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