6月3日の深夜から6月4日の早朝にかけて、月と火星が並びます。
下の星図は6月4日に日が替わった頃、南東の空のようすです。低い位置に月齢19.1の、半月よりも丸みを帯びた月があります。月の右側を見ると、赤い惑星、火星が見えます。両天体の間隔は3.6度で、まずまずの接近です。
月の形 |
火星は今年7月末に起こる地球との大接近をひかえ、-1.3等まで明るくなっています。大接近までに日本で見られる月との接近は、今回が一番間隔が狭いものですから、この機会にご覧になっておいてください。