7月7日は地球が太陽から最も遠ざかる遠日点を通過します。
えっ。夏なのに地球が太陽から遠ざかるの? そう思われるかもしれません。しかし、考えてみると南半球は冬ですし、季節とは関係ありません。
地球は真円に近い公転軌道を回りますが、離心率は 0.01670。ゼロではありません。円に近い楕円軌道ですから、太陽に最も近づく近日点と、最も遠ざかる遠日点が存在します。
この日、地球と太陽の距離は1.017AUですので、平均よりも1.7%ほど遠い位置にあります。
地球の位置を示した軌道図 |
なお、記事にはしていませんが、2018年で太陽に最も近づく近日点通過は、1月3日でした。