7月15日は、月が水星に近づきます。 下の星図は東京で日の入りから43分が経過した西空のようすです。月齢2.3の細い月があり、その右下に0.7等の水星があります。両天体の間隔は6.5度と大きく開いていますから、接近というのは少々苦しいところがあります。
月も水星も十分明るいと思われるかもしれません。しかし、薄明が強く残る中で見つけるのは、意外と骨が折れます。双眼鏡をお持ちの方は、助けを借りることをおすすめします。