8月2日は木星が東矩となります。
東矩とは、惑星が太陽の東側へ90度離れた位置にやってくることです。太陽系の図を見ると、木星、地球、太陽を順に結んだ直線の作る角度が90度になっています。地球から見ると、東矩になった木星は太陽に近づきつつあり、観測時期が終盤を迎えた一つのサインになります。
木星と地球と太陽の位置関係 |
木星が見える位置 |
21時ごろの木星は、南西の空で比較的低い位置にあります。この後は、11月26日の合を目指してドンドン太陽へ近づきます。それとともに観測条件が悪化しますから、今のうちに木星観測を堪能しておきましょう。