日の出・日の入り時刻における金星の位置変化(2019年)

 2019年の金星は、前半は夜明け前、後半は夕方に見ることができます。
 
 1月6日が西方最大離角で、年初から金星はどんどん高度を下げていきます。3月に入ると日の出時刻における高度が20度を切り、次第に目立たなくなります。そして8月13日に外合となり、太陽と同じ方向へやってきます。以降は夕方の西空へ移ります。

日の出時刻における金星の位置変化

日の出時刻における金星の位置変化

 
 夕方の西空にまわった金星は、宵の明星として輝きます。しかし、しばらく高度がサッパリ上がりません。日の入り時刻における高度が20度を超えてくるのは、12月に入ってからです。

日の入り時刻における金星の位置変化

日の入り時刻における金星の位置変化