4月5日の早朝、火星と土星が0.4度を切る大接近となります。
朝の4時ごろ、東南東の低空をご覧ください。まず目につくのが金星です。-4等級でひときわ明るく光りますから、低い位置とはいえ、今日の主役よりも目立ってしまいます。金星の右側からやや上の方へ目をやると、黄土色と赤色の明るい2つの星が、ピッタリ寄り添っているのがわかります。土星と火星です。2惑星の間隔は0.4度を切る0.35度です。
拡大した星図 |
火星と土星の経路を強拡大 |
火星と土星の間隔は前日なら0.9度、翌日なら0.6度と、こちらも大接近状態です。4月5日に見られない方もあきらめずにご覧ください。金星もいっしょに、とてもにぎやかな東天を楽しみましょう!