日食データの注意点(2012年金環日食データ)

各地の日食データの説明や注意点をまとめました。

観測地
    ・ほとんどの地点で市役所、区役所や役場、または支所がある地点を基準にしている。東京のように一部では駅などを基準にしている。
    ・標高を考慮しているが50m程度の誤差がある。標高が高くなるほど金環継続時間が短くなる方向に働く。

時刻
    ・平均月縁により「つるちゃんの日食ソフト」を改良して計算したもの。
    ・完全に太陽のリングがつながった金環日食となる時刻と比較した場合、数秒から数十秒ほど金環継続時間が長くなる。

P 位置角
    太陽の中心に対する月面の中心方向を、天の北極から反時計回りに測った角度。単位は度。

V 天頂角
    太陽の中心に対する月面の中心方向を、天頂から反時計回りに測った角度。単位は度。

h 太陽高度
    地平線から天頂方向へ測った太陽高度で単位は度。90度は天頂で頭の真上を意味する。

A 方位角
    北を基準に時計回りに方位を測った角度。単位は度。

食分
    太陽が欠けた割合のこと。1以上は皆既日食だが金環日食では1以上にならない。


つるちゃんのプラネタリウム 各地の見え方|金環日食2012年