付属品ボックスは必要ですか

 天体望遠鏡を購入すると、付属品ボックスが付属していることがあります。その名の通り付属品を収納するケースのことですが、これが意外と役に立ちます。というのは、保管しておく時はもちろんですが、野外では接眼レンズや懐中電灯など必要なものがたくさんあります。ところが、これを置く場所に困ってしまうのです。そんな時に付属品ボックスが役立ちます。

 単に物を置くスペースというだけでなく、フタをしておくことによって夜露がつくのを防ぐことができます。夜露がつき出すとふいてもふいてもすぐつきますし、接眼レンズの場合は放置しておくと中へ水分がしみ込んで、カビの原因になることもあります。また、強風の際には砂ぼこりがつくのを防止することもできます。

 もともと付属品ボックスが付属していなくても、追加で購入できることがあります。それほど高価なものではありませんから、購入しておかれることをおすすめします。