天体望遠鏡の性能はどのように表されますか

 答えは簡単。倍率に決まってるじゃん。そう言われそうですが、それは間違い! カタログに掲載される光学性能のほとんどは、口径の大きさで決まります。大きいものほどよく見えるのです。だからこそ、こぞって大きな望遠鏡が設置された天文台が建設されるのです。

 それでは天体望遠鏡の性能の表し方に話を移しましょう。性能でよく使われるのは「集光力」「極限等級」「分解能」です。他にはカタログに掲載されないケースがほとんどで性能とは少し異なりますが、「有効最高倍率」「有効最低倍率」も加えておきましょう。これらの用語は別の質問で個々に解説しますので、ここでは用語の名前だけを覚えておいてください。

関連質問:
天体望遠鏡の性能はどのように表されますか
集光力とは何ですか
極限等級とは何ですか
分解能とは何ですか