極限等級とは何ですか

 天体望遠鏡の目的のひとつに、遠くにある暗い天体を観測することが挙げられます。したがって、どれくらい暗い天体を観測することができるかが重要になります。何等級の星が見えるかを表したものを極限等級といいます。この数値が大きいほど暗い天体まで観測することができます。

 暗い天体を観測するためには光をたくさん集める必要があり、極限等級は天体望遠鏡の口径の大きさに依存します。極限等級は次の計算式で求めることができます。 

(極限等級) = 1.77 + 5 × log10(口径のmm)

関連質問:
天体望遠鏡の性能はどのように表されますか
集光力とは何ですか
分解能とは何ですか