極軸望遠鏡(きょくじくぼうえんきょう)

極軸望遠鏡は天体望遠鏡の赤道儀の極軸内部へ取り付ける小さな望遠鏡のことです。

赤道儀式天体望遠鏡の場合、観測を開始する前にまず、赤道儀の赤経方向の回転軸を天の北極天の南極に合わせる必要があります。この時、極軸望遠鏡があると便利です。

極軸望遠鏡内には天の北極や天の南極付近の星の位置イメージが掘り込まれています。このイメージへ実際の星の位置を合わせることにより、極軸合わせを簡単に行うことができます。北半球の場合では北極星を使います。

関連用語: 赤道儀 極軸