赤道儀(せきどうぎ)

赤道儀※右図はビクセン社の赤道儀の例(ちょっと古い形式ですが)

天体望遠鏡の鏡筒を載せるための架台の種類のひとつです。

地球自転軸に対して水平方向(赤経方向)と垂直方向(赤緯方向)に動きます。ただし、事前に極軸合わせ(赤道儀の軸を地球の自転軸方向にセットすること)を行っておく必要があります。

日周運動(星の動き)に合わせて動かすことができますから、長時間観測や写真撮影に適しています。モーターを取付ければ自動追尾ができます。

構造が複雑なため架台が重くなりますし、取り扱いも多少難しくなります。また、値段も経緯台に比べて高くなります。

関連用語: 経緯台