コマ収差(こましゅうさ)
反射式天体望遠鏡は視界の中心部では点像を結びますが、周辺部へいくにつれて星の像が点像でなく、彗星が尾を引いたような像になります。これをコマ収差といいます。 コマ収差は口径比(F値)が小さくなるほど顕著に現れます。 コマ収差をおさえるためにはコマコレクターという専用のレンズが用いられ、天体写真撮影でよく使用されます。
関連用語:反射式天体望遠鏡