天体望遠鏡や双眼鏡では対物レンズや主鏡で集められた光を接眼レンズを通すことによって像を拡大して見ることができます。
接眼レンズの焦点距離を変えることにより倍率を変えることができます。接眼レンズの焦点距離はミリ数で表しますが、この数字が小さなものを使うと倍率は高くなり、数字が大きなものを使うと倍率は低くなります。
接眼レンズの種類はさまざまあります。
サイズ
接眼レンズの直径は、24.5mm、31.7mm、36.4mm、50.8mmなどのサイズがあります。31.7mm径はアメリカンタイプと呼ばれ、現在の主流になっています。50.8mmは低倍率用として使われるケースが多くなっています。
種類
MH(ミッテンツァーハイゲンス)、K(ケルナー)、Or(オルソスコピック)、PL(プローゼル)などなど、いろいろな種類があります。またメーカー独自の種類を採用している場合もあります。
接眼レンズはアイピースともいいます。