しぶんぎ座流星群が極大 2008年1月4日

今年はイマイチな観測条件

 しぶんぎ座流星群はりゅう座ι流星群とも呼ばれる流星群ですが、正式名はしぶんぎ座流星群なのだそうです。今まで当サイトでは「りゅう座ι流星群」としてきましたが、今年から「しぶんぎ座流星群」と改めることにしました。
※これに合わせて他のページも、しぶんぎ座流星群へ修正しましたが、一部で修正しきれていないページがあるかもしれません。悪しからずご了承ください。


 しぶんぎ座という星座は現在ありませんが、輻射点のあるりゅう座とうしかい座の境界付近は、以前しぶんぎ座(四分儀座)という星座がありましたので、このように呼ばれています。

 しぶんぎ座流星群はピークの鋭い流星群として知られていますが、今年の極大時刻は日本では日中にあたってしまいます。したがって、出現数はそれほど多くないことが予想されます。その上、東京の場合だと3時過ぎ頃から月齢26の月が昇ってきますので、最も観測条件が良くなる3時以降のオイシイ時間帯に多少月明かりの影響を受けてしまうのが、残念なところです。

 非常に寒さの厳しい季節ですから、厚着をしてカゼなんかひかないように注意してくださいね。

しぶんぎ座流星群の出現イメージ

しぶんぎ座流星群の出現イメージ