ペルセウス座流星群が極大 2009年8月13日未明

最悪な月の条件

 今年の夏もペルセウス座流星群がやってきます。8月13日の未明に最も多く出現するはずですが、今年は下の絵のように月齢22の大きな月が夜空を照らし続けます。したがって、暗い流星を観測することはできなくなってしまい、流星の出現数は大きく減少してしまうでしょう。条件が整った観測場所でも、1時間あたりに最大で15個の流星が観測できれば上出来ではないでしょうか。

 それでも観測しやすい時期ではありますし、普段よりも多くの流星が見られることは間違いありません。8月13日の未明に、一度夜空をご覧になってみてはいかがでしょうか。

ペルセウス座流星群 極大時の出現イメージ

未明、北東の方向に輻射点がある
※一度にこれほど多くの流星が見られるわけではありません。